RI 2012-2013年度国際テーマ

2013 - 2014年度国際ロータリー会長

ロン・D・バートン

幹事 五十嵐久也今日のロータリー・クラブの例会風景は、一見して、50年前の例会とは大分様子が違っています。また、34,000あるクラブすべてを訪れれば、さまざまな経歴を持つ人々が、世界のありとあらゆる言語を話し、地元レベルから国際レベルまで、実に多様な奉仕プロジェクトを行っている姿を目にするでしょう。週末に近所の公園にある遊具を修理しているクラブや、ほかのクラブと協力して何千キロも離れた学校の衛生設備を整えているクラブなど、大小さまざまな方法で、この世界をより良くするためにロータリアンは活動しています。

今日、ロータリーで目にすることの多くは、昔とは違います。しかし、ロータリーの土台は変わっていません。私たちの土台は、これまでと同じように、ロータリーの中核的価値観、すなわち、奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップです。これらの価値観こそが、ロータリアンとして私たちを定義づけるものです。私たちは、これらの価値観に従って生き、地域社会にこれらの価値観を広めようと努力しています。

私たちは、推薦され、その推薦を受諾することを選択してロータリーに入会しました。そして、入会した後にも、日々、選択を行っています。それは、ロータリー・クラブの単なる一会員でいるか、真のロータリアンとなるか、の選択です。

ロータリアンであるということは、週に1度例会に出席するよりも、ずっと大きな責任です。それは、独特な方法で、世界を見ること、そして、その世界における自分の役割を見ることです。地域社会の問題を自分自身の責任として受け止め、それに基づいて行動し、イニシアチブを発揮し、最善の努力をすること、簡単な道ではなく、正しい道を歩むことを意味します。
私たちは皆、世界をより良くする活動に自ら参加するために、ロータリーに入会しました。人生におけるあらゆる物事と同じように、ロータリーの奉仕では、努力すればするほど、多くを得ることができます。形だけの努力だけなら、大した成果は上がりませんし、本当の満足感は得られないでしょう。しかし、ロータリーを真に実践し、ロータリーの奉仕と価値観を日々活かす決意をすれば、自分がいかに素晴らしい影響をもたらすことができるかが見えてくるでしょう。そうして初めて、人々の人生を真に豊かにしようというインスピレーション、やる気、パワーが沸くのです。そして何よりも、あなた自身の人生が一番豊かになるはずです。
2013-14年度のロータリーのテーマ、そして私から皆さんへのチャレンジは、「ロータリーを実践しみんなに豊かな人生を」です。


皆さんは、ロータリーの襟ピンを身につけることを選択しました。これからどうするかは、皆さん次第です。

2013-14年度国際ロータリー会長

ロン・D・バートン

ロン・D・バートン

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